女性を魅力的に見せる色はピンク、洋服ではなくマスクの話、北海道大学が報告

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favicons?domain=www.mededge Medエッジ 2016.01.06 UPDATE

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(2015年9月14日 Medエッジより) 風邪やアレルギーの予防でマスクを着ける時、女性は白よりもピンクのマスクを着けると魅力的に見えるという研究結果が発表されている。  北海道大学大学院文学研究科特任教授の河原純一郎氏らの研究グループが,衛生用品大手のユニ・チャーム、中京大学助教の宮崎由樹氏らと共同で報告。9月11日に北大が発表している。

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大西一成

聖路加国際大学大学院 公衆衛生学研究科 准教授  博士(医学) 環境疫学 公衆衛生学

 白色マスクよりもピンク色のマスクを着用した20〜30代の女性が魅力的に見えるという話です。
 モデルの複数の女性とは何人なのか不明、男女33人が評価した調査の結果ということですので、皆さんの代表の意見にはなりえない可能性はあります。
 しかし、マスクの色一つで、相手に与える印象はぐんと変わることは事実です。
小児科の先生がクマのキャラクターのついたピンク色のマスクを付けて診察される場合と黒いマスクをつけて診察される場合では印象が異なりますよね。
きちんと調べたら面白いと思います。

 最近のマスク業界には、小顔に見えるマスクやメイクが落ちないマスクやメガネが曇らないマスク、香るマスクなど、いろいろなものが出ています。
風邪予防になりさらに、メイクが落ちないという付加価値であればとても魅力的な商品ではあります。残念ながら、それらのマスクの多くは漏れているため、外からの粒子を防ぐ目的においては適していないということになります。(まれに、骨格が合い漏れ率が低い人はおられます。)

それなら、何のためにマスクを着用するのか。
小顔に見えたり、自分を魅力的に見せられたりできるマスクというのは、その単独の機能だけでもアクセサリーとして着用する価値が見出されるということになります。ある意味、漏れていることが問題にならない開き直った商品です。

一方で、メイクが落ちないマスクやメガネが曇らないマスクについては、風邪予防の目的があってこそ生きるマスクの付加価値です。風邪予防が達成されない以上、もはや着用する意味がないものになってしまう可能性があります。

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