危ないからダメ…はNG!保育士が教える「子どもを運動音痴」にしない為の言動
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WooRis(ウーリス) 2015.09.24 UPDATE
(2015年9月14日 WooRis(ウーリス)より) 子どもって何であんなに高いところが好きなんでしょうか? 歩道の端の縁石の上をヨロヨロしながら歩いたり、家でも椅子やらテーブルの上で遊ぼうとしたり……。 急いでいるときに縁石歩きをされるとお母さんとしてはイライラしますよね。また、お子さんが思いがけず高いところによじのぼっていて、「危ない!」と肝を冷やすこともあるでしょう。 ですが、子どもが高いところを好むのにはちゃんと意味があり、お母さんがこれを禁止しすぎると子どもの成長にとってよくないようなのです。 今回は、保育士・神成美輝さんの著書『モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方 知る、見守る、ときどき助ける』をもとに、やってはいけない親の過保護行動についてお届けしたいと思います。
子どもが、安全に、高いところをのぼる遊びを通して運動機能を発達させるために、お父さんお母さんはじめ周囲の大人がどのような関わり方をすればいよいのか、モンテッソーリ教育の本からヒントを抜粋した記事です。
ポイントは、つぎの2点
・子どもの縁石をのぼる…など高いところに上る行為を「危ないからダメ!」という点だけで止めさせることで、将来の複雑な運動につながるバランス感覚の発達を阻害してしまうかもしれない。
・やんちゃすぎる子どもには、のぼっていい場所いけない場所を決める/のぼれるおもちゃを用意する/公園の「お山」や好きな遊具で飽きるまで遊ばせてあげる。
高いところをのぼることに限らず、全てを禁止してしまうのではなくて、代替案を提示して欲求を満たしてあげるのは、子どもの心身の発達に大切なことかもしれません。
この記事で紹介されているのは、高いところにあがりたくてしょうがない子どもへの対処。
高いところが今も昔も苦手な私自身は、跳び箱も飛べないなど確かに「運動音痴」の部類に入ります。
それでも長距離走や柔軟など人並みの項目もあるのは、両親が犬の散歩やクラシックバレエなど、私の好きなもので楽しく体を動かすように「しむけて」くれたおかげだと思います。
「好きこそものの上手なれ」のエピソードはバレエに関してはよく聞かれます。
例えば、66歳の現在も現役プリマバレリーナの森下洋子さんは、バレエの作品で登場した「玉乗り」はできるけど、私生活では自転車には乗れないと伺ったことがあります。
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河合奈々
近所の小学生は最近、道路標識にぶら下がって遊んでいます。一応注意はするんですけど、怪我しないと分からないみたいで毎日楽しそうにしています。困ったもんだ!
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たかはし
幼い子供の欲求を満たすことは
簡単にはいかないものですね(^^;)
確かに、代替え案を出すと、
そこから選んでくれるので、
納得してくれることが多いです
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