誤った情報を正すための3つのコミュニケーション術
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DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー 2015.09.15 UPDATE
(2015年7月30日 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビューより) MMRワクチン(はしか・おたふく風邪・風疹の予防接種)が自閉症の原因になるという説は、その後の研究で否定されているのに多くの米国人に信じられている。誤った風説はなぜ消えずに定着するのか。その背景要因をオグルヴィのPR専門家が説明する。
このサイトももしかしたらそうかもしれませんが、いわゆる「専門家」はデータなどの事実をもって様々な事象に反証を試みようとします。ですが、それがなかなか功を奏しないという事例は山ほどあり、常日頃から「難しいなあ」と思っているところです。
この記事では、MMRワクチンと自閉症の関連という誤った事象が広まった背景を心理学などの論文を取り入れ分析しています。背景も一つだけではなく様々な要因があり、これはMMRワクチンの事例だけではなく、ほかの多くのいわゆる「ニセ科学」と言われるものが広がっていく背景にも共通している気がします。
最後に書かれているやるべきこと。「噂を打ち消してデマを払拭する過程で、誤った情報を繰り返して発信しないこと。説得力のある、前向きなストーリーを利用すること。そして、情報は多ければ良いとは限らないと心に留めておくことである。」
この点、肝に銘じながらこれからも様々な情報の発信をしていこうと思います。
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柿崎真沙子
名古屋市立大学大学院医学研究科医療人育成学分野 講師 博士(障害科学)
実例がこのサイト向きかなーと思って取り上げてみました。ためになるけど実践がなかなか難しいですよね。
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近藤尚己
東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者
ためになりますなあ
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