少数精鋭・総合診療医集団、離島の高水準医療を支える

病気・医療

  • 3,209
  • 5
  • 0

favicons?domain=www.yomidr.yomiuri.co yomiDr(読売新聞) 2015.10.01 UPDATE

(2015年9月18日 yomiDr(読売新聞)より) 今日は、隠岐の島のお話です。  今年は夏休みをまったく取っていなかったので、先日、ひとりで隠岐の島に行ってきました。隠岐の島は、島根半島の約50kmほど北側にある島々の集合体です。後鳥羽上皇が承久の乱(1221年)の後に流されたり、後醍醐天皇が建武の新政(1333年)の前に流された場所として歴史的にも有名です。周囲は日本海ですので、海の幸はとても美味しいのです。そしてカルデラがそのまま残る隠岐で一番大きな島、テレビの天気予報などで丸く映る島が、島後といいます。そしてカルデラの外輪山の一部が海底に沈み、外輪山が取り残される形で3つの島がある島前諸島があります。そんな日本では通常見られないような風景ですので、世界ジオパークにも登録され、最近は外国の観光客の方も多いという隠岐です。

記事全文を読む

1432799497CDDwggmeNF

久保達彦

産業医科大学 医学部 公衆衛生学 講師 医師 博士(医学)

時代の変化に誰よりも敏感なのは若者でしょう。私を含め、20世紀に医学部を卒業した医師にとって、「カッコいい医療」は高度先進医療でした。国民の期待もそこにありました。その後の医療崩壊などを経て、昨今、21世紀の若い医師は「地域医療」をカッコイイとみなし、総合診療医等の専門性が研修医を惹きつける時代が来ています。その変化の背景にあるのは、十分に豊かになった社会、むしろ長寿をリスクと考える社会、日本経済の失速などでしょう。若者が何をcoolとみなすか。ベテラン勢には理解しがたいことも多多ありますが、時代を読み取る彼、彼女らの敏感なセンサーが検知するものにはやはり大きな可能性あるいはニーズが潜んでいるように私は思います。

  • 5
  • /
  • 専門家のいいね!2
  • 142682509482f8b767dca3ad48c63db4f86377886b
  • 1462054317f325d6386d012f89d666629969d09d78
  • 143218123062e4ba92b4eae69e49f1441b3fa2c1ee
  • usericon_noimage
  • usericon_noimage

この記事へのコメント

コメントする

この記事の関連キーワード

この記事と関連する記事

会員登録が必要です

すでに登録済みの方はこちら

ログイン

まだ会員になっていない方はこちら

ユーザ登録

コメント編集(管理者用)

コメントを削除

キャンセル

Facebook連携


閉じる

このコメントに関する
問題の内容を選択してください





送信

送信完了

閉じる

コメント編集

会員登録が必要です