徹夜明けの医者って大丈夫?翌日の治療結果に悪影響なし
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Medエッジ 2015.09.30 UPDATE
(2015年9月11日 Medエッジより) 医者は当直明けで、徹夜のまま次の日の勤務に突入。 そんな話も聞こえるところもある。大丈夫なのかと、カナダで調べたところ、睡眠不足によって翌日の治療結果に悪影響はないと分かった。
カナダからの報告で、深夜も働いた医師が翌日に実施した治療内容を検証した結果、患者にとって悪影響はなかった、という記事です。
ならば大丈夫!。。。というわけにはいきません。日本医師会が実施した調査では、月あたりの当直の回数が多い医師や、当直日の睡眠時間が短い医師では自殺リスク(自殺を考える医師の割合)が高まることが認められています。
患者さんの前ではなんとか踏ん張っていても、医師自身が崩れていってしまう。それは患者さんにとってもマイナスに違いありません。
医療現場の疲弊は想像以上に深刻な状況です。
このような研究の話題では、患者目線のみならず医療スタッフ目線も踏まえて議論していきたいものです。
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同感です。実感としては当直明けは判断力が鈍りますので、どのようなセッティングの医師で調査するかで結果が変わってくる気がします。
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