前立腺がんに良い見通し、「治療が難しい人も90%は治療手段あり」 |
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Medエッジ 2015.10.27 UPDATE
(2015年10月26日 Medエッジより) 前立腺がんについて、治療が難しい人であっても90%は治療手段はあるとの見通しが出ているようだ。
前立腺がんの治療には、手術、放射線、抗ガン剤、ホルモン療法の4つのオプションがあります。ホルモン療法は他の治療法が難しい場合でも選択可能で、広く採用されています。ところがホルモン療法を行うと、ある時期から効果が得られなくなるという現象がおこります。
記事では、このような状態になった患者さんの遺伝子を解析した研究結果として、いくつかの遺伝子の型が特徴的に認めらたことから、新たな治療法がみつかる可能性を紹介しています。
期待したいところですが、この研究は治療法に関するものではありません。新しい治療法の手がかりに関するもので、実際の治療法の開発にはまだまだ何年もの期間がかかることでしょう。
医学は本当に日進月歩です。長生きすれば長生きするほどより発展した医療を受けられます。現在、ご病気をおもちの方には期待して引き続きの療養をいただきたいと思います。
一方、臨床応用までにまだ何年もかかるような研究の紹介にあたっては、過剰な期待をおこすような書きぶりを避ける配慮があってしかるるべきとも思います。内容を確認する限り本記事のタイトルは少し、そのような傾向があると思いました。
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たかはし
知り合いに前立腺がんの検査をしている人がいるので、
どうしても、期待してしまいました
医学の進歩に期待することにしますm(_ _)m
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