サプリメントの害による救急受診が急増

病気・医療

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favicons?domain=www.health.harvard Harvard Health Publication 2015.11.22 UPDATE

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(2015年10月15日 Harvard Health Publication 概要を日本語で要約 ) サプリメント等の副作用によるER(救急外来)受診者が増えている。米国では毎年2万3千人が受診。平均年齢は32歳。女性の受診理由の上位のものはやせ薬で、男性は精力増強剤や筋肉増強剤。大人だけじゃなく子供も問題になっていて、4歳以下の子供の内服によるアレルギーや消化器症状(嘔吐、腹痛)での受診もある。65歳以上の高齢者は入院が必要になることも多い。

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横林賢一

ハーバード公衆衛生大学院/広島大学病院 総合内科・総合診療科 医師(家庭医療専門医、在宅医療専門医 ) 医学博士

確かにアメリカのドラッグストアには山のようにサプリメントが売ってあります。某先生の言葉をかりると「アメリカ人は健康に関心があるのに不健康なものを食べ続ける人たち」なんだそうで(そうではない人たちも、もちろんたくさんいます)、肉やポテトを山ほど食べてサプリメントで栄養補給をしようとしている人も多いそうです。
救急外来を受診する羽目になった上位のサプリメントランキングをみても「やせたい」「精力を高めたい」「筋肉ムキムキになりたい」など個人の欲求を満たすための薬が多いですね。サプリメントなどを試したくなったら、まず「自分の欲求を満たすための薬か否か」を自問自答し、yesであれば自分がサプリメント会社のマーケットの対象になっていると考えたほうがいいように思います。noであっても、内服すべきかにつきかかりつけ医など医療関係者に確認したほうが良いと思います。 

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