ビッグデータの活用で個人の健康予測が可能に!?
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HAEVARD gazette 2015.11.24 UPDATE
(2015年10月13日 HAEVARD gazette 概要を日本語で要約) インターネット、パソコンが一般的になり、様々な領域で電子化が進むにつれ「ビッグデータ」が存在するようになった。ただ、それがあるだけだと意味がなく、それをどう使うかが重要。 例えばアマゾンは顧客のそれまでの歴史(クリック、購買履歴等)だけじゃなく、同じ志向性の人のデータも併せてアルゴリズムを作り、その顧客が何を買いたいか予測する。医療業界ではこれができていない。医学部で習った知識とその後の自分の経験で医療を行っている。ビッグデータからアルゴリズムを作って適応すれば、いろんなことが予測できる。たとえば、この人は将来こんな病気にかかりやすい、家庭内暴力を受けやすい、など。もちろん、ビッグデータの活用にはプライバシーには十分注意する必要がある。
企業はビッグデータを顧客確保、売り上げ向上のために活用しようとしていますが、医療業界ではこのような動きはほとんどありませんでした。しかし近年、日本でも進みつつあります。例えば、東大でのビッグデータ活用プロジェクト
http://sangyo.jp/open-innovation/article2/20150310.html
健康、医療、生活に関するそれぞれのビッグデータを解析することで個人ごとの健康予測も可能になりそうです。
もちろん、医療では患者さんの個別性を含めた総合的な判断が重要ですが、不確実性のかたまりである医療業界こそ、ビッグデータを解析してアルゴリズムを作り、現場で活用する必要があるように思います。
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