(脱短命県)禁煙治療、成功した人、失敗した人

健康・予防

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favicons?domain=www.asahi 朝日新聞デジタル 2015.12.08 UPDATE

(2015年12月2日 朝日新聞デジタルより) テレビのCMなどでもよく聞くようになった「禁煙治療」は、実際に成功するのだろうか。体験した2人に聞いた。  青森市妙見3丁目の無職小鹿菊治さん(74)は、2009年6月3日に禁煙を始めた。日付まで覚えているのは、今もふと吸いたくなった時に心の支えにしている「禁煙宣言書」に書いてあるからだ。

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堤 円香

筑波大学 医学医療系 地域医療教育学 助教 MPH 社会福祉士 キャリアカウンセラー(CDA) 修士(公衆衛生学)

禁煙に成功した小鹿菊治さんの記事を読んで、「禁煙」というのは、まさに薬物依存からの脱却なのだな、と感じました。

筑波大学医学群では精神科の中で薬物依存の学習の一貫で、茨城ダルクの代表の岩井氏をお呼びして毎年ご講演いただいています。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/i-darc/index.htm
ダルクとは覚せい剤、有機溶剤(シンナー)、市販薬、その他の薬物から開放されるためのプログラムを持つ民間の薬物依存症リハビリ施設です。HPにも掲載してありますが、この代表の岩井喜代仁自身も薬物依存症者で売人でもあり、覚せい剤を使い続け生きることも死ぬ事もどうにもならなくなってダルクに入寮した経験を持っています。
講演にいらっしゃると、岩井氏の雰囲気に圧倒され、学生たちも、いつもとは違った緊張感と面持ちになります。

さて、前置きが長くなりましたが、この「茨城ダルク」の名前が「今日一日ハウス」。
今日一日、今日一日だけでいいから薬物を使わないで生活しよう、ということから、この名前を付けたそうです。20年以上たっても、「手が出そうな自分がいることに気付く」とお話しされていました。

小鹿さんの記事の中に、6年経っても街中の自販機を見ると心が揺らぐ、とありました。私たちは、タバコを、もっともっと大麻や覚せい剤と同じ依存性のある薬物である認識をもつ必要があるのだと思います。

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