「最強生物」クマムシ、衝撃のDNA構成が判明
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ナショナルジオグラフィック日本版サイト 2015.12.03 UPDATE
(2015年12月2日 ナショナルジオグラフィック日本版サイトより) 水生の無脊椎動物であるクマムシは地球上で最もたくましい動物と考えられている。緩歩(かんぽ)動物と総称されるこの小さな生物は、凍えるような寒さや長期の渇水、大量の放射線に耐えられるだけではない。知られている限り、真空でも生き延びられる唯一の動物だ。(参考記事:「宇宙生物学とクマムシと私」) この目に見えないほど小さな怪物の体は何でできているのだろう? クマムシは存在自体が驚きだが、この疑問の答えも衝撃的だ。
クマムシという不思議な生物をご存知の方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
私は7年ほど前、とある科学イベントの企画・運営に関わった際にいきもの大好きな友人が取り上げたのが菊花でその存在を知りました。休眠状態に入ったクマムシは、長期間の乾燥状態だけでなく、大量の放射線にも耐えられますし、知られている限り、真空で生き残ることができる唯一の生物と言われています。その無敵さから「宇宙から来たのでは!?」と言われるほどでしたが、細菌や植物などのさまざまな種類の生物から遺伝子を取り込んでいたことがわかりました。
今回の研究結果は遺伝子解析の結果ですが、この結果がいつか様々な分野に応用されて、人間も宇宙服なしに宇宙空間に出ることができるようにもなるかもしれませんね!
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柿崎真沙子
名古屋市立大学大学院医学研究科医療人育成学分野 講師 博士(障害科学)
日本人のクマムシ研究者がご自分のブログで以下のような疑問を提示していますね。クマムシが注目されてきたのはここ10年以内のことですので、今後様々な研究が出てくると思いますので注目ですね。
「クマムシに外来遺伝子17%」は真実かーむしプロ
http://horikawad.hatenadiary.com/entry/2015/12/12/014019
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柿崎真沙子
名古屋市立大学大学院医学研究科医療人育成学分野 講師 博士(障害科学)
おおっと、菊花で→きっかけで、ですね。誤字脱字失礼しました。
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