室内の二酸化炭素濃度が高いと仕事の能率が下がる

健康・予防

  • 3,291
  • 7
  • 0

favicons?domain=www.hsph.harvard HARVARD T.H. CHAN 2015.12.04 UPDATE

14492283148KrKNaSL2Z

(2015年10月26日 HARVARD T.H. CHAN 概要を日本語で要約) 室内の二酸化炭素濃度が低い方が認知機能が良いという研究が行われた。 二酸化炭素やVOC(揮発性有機化合物)の濃度を変えた部屋で1か月以上過ごした後、認知機能を評価した、二重盲検試験(実施している薬や治療法、環境などの情報を、観察者からも被験者からも不明にして行う方法)。十分な換気を行っている群が通常の職場環境の群より2倍認知機能が良かった。特に危機対応、戦略、情報活用の項目が際立って良かった。今回の研究で、これまで室内の汚染要因として考えられていなかった二酸化炭素も認知機能悪化に関与していることが分かった。

記事全文を読む

1438741314577b0d25502ecafd5b05d9cffabe0784

横林賢一

ハーバード公衆衛生大学院/広島大学病院 総合内科・総合診療科 医師(家庭医療専門医、在宅医療専門医 ) 医学博士

確かに人が多い環境だと能率が落ち、窓を開けて換気するとリフレッシュした気持ちになりますよね。今回の研究結果からすると、気持ちの問題だけではないようです。

多くの人が多くの時間を室内で過ごします。勉強や仕事の能率を上げるためにも、十分な換気を行うことは良いことなのだと思います。

  • 7
  • /
  • 専門家のいいね!3
  • 1427682568bdac8173bccfdf9e21f4a0cc8fa506d3
  • 1462054317f325d6386d012f89d666629969d09d78
  • 1444978892599a1effbbe78efcffdad6287aeefed3
  • usericon_noimage
  • 143218123062e4ba92b4eae69e49f1441b3fa2c1ee
  • usericon_noimage
  • usericon_noimage

この記事へのコメント

コメントする

この記事の関連キーワード

この記事と関連する記事

会員登録が必要です

すでに登録済みの方はこちら

ログイン

まだ会員になっていない方はこちら

ユーザ登録

コメント編集(管理者用)

コメントを削除

キャンセル

Facebook連携


閉じる

このコメントに関する
問題の内容を選択してください





送信

送信完了

閉じる

コメント編集

会員登録が必要です