健康な歯を傷つけることがない「カリソルブ治療」で虫歯予防の認識も変わる!?
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HEALTH PRESS 2015.12.09 UPDATE
(2015年12月7日 HEALTH PRESSより) 歯科治療に新しい風が吹いている。「カリソルブ治療」という新風だ。 これまで歯の治療といえば、ドリルを使って虫歯部分を削りとる治療をイメージするのではないだろうか。歯はエナメル質と象牙質で構成されており、硬いものを噛み砕くための役割を担っている。エネルギーを摂取することは、生物にとって死活問題。その重要な役割を担う歯は、一生大切に使わないといけない臓器なのだ。
軽傷のむし歯の場合、むし歯の部分を薬でとかしてとりのぞく方法は、カリソルブ以外にもいくつかの手法が開発されています。治療時間は長くなりますが、ドリルで削るよりも痛くないので小さなお子さんの治療にも向いています。まだ臨床研究はそこまで多くないようですが、むし歯治療の選択肢の一つとして期待されています。むし歯は昔より減ったとはいえ子どもで一番多い病気のひとつです。炭酸飲料やお菓子をとりすぎず、歯みがきと、歯磨剤(歯みがき粉)やうがいによるフッ化物(フッ素)の利用、むし歯になりやすい溝をうめるシーラントの利用でむし歯を予防しましょう。
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