明るい緩和ケア病棟で…最期までお化粧を楽しんだ友人
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yomiDr(読売新聞) 2015.12.17 UPDATE
(2015年12月16日 yomiDr(読売新聞)より) 緩和ケアの受けられる病院へ転院し、痛みなどを抑える治療が始まった。彼女の親友が頻繁に訪れて、お化粧をしたり、マニキュアをしたりしてくれるのでとても喜んでいた。「この間はマニキュアをしたから、今日はペディキュアをするの。そのときにマッサージもしてあげるとすごく気持ち良さそうにするのよ」。彼女の親友は毎回、その時の様子を報告してくれた。
緩和ケアの大切さを再認識させられる記事でした。
私自身は緩和ケアに対する知識がなく、緩和ケアというと抗がん剤などの治療が終わった後に行う、末期がんの痛みのケアを思い浮かべていました。しかし、緩和ケアは抗がん剤の治療が始まるのと同時に始めるべきことなんだそうです。緩和ケアは病気の時期に従って行うものではなく、「つらさ」によっておこなうべきことだそうです。
緩和ケアというと痛みにばかり着目しがちですが、
記事では、最期まで「お化粧」を楽しむことが本人の喜びに繋がっていた例が書かれています。少し話はそれますが、ドラッグストアの横に介護施設がある店舗で、お買い物に来た施設のおばあちゃんに、店舗のお試しコーナーでお化粧をしたら、みるみる表情が明るくなったと聞いたことがあります。女性にとっては「お化粧」も心のケアの一つなのかもしれませんね。
日本ではまだまだ緩和ケアが未発達と言われています。
誰でも質の高い緩和ケアを受けられるようになると良いですね。
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