100人に1人がかかる!意外と身近な「統合失調症」の基礎知識

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favicons?domain=nikkancareism nikkanCare.ism(ニッカンケアイズム) 2015.12.20 UPDATE

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(2015年12月18日 nikkanCare.ism(ニッカンケアイズム)より) 皆さんは、統合失調症という病気をご存知でしょうか? 統合失調症は、幻覚や妄想という症状が特徴的な病気です。 「まったく話が通じなくなる」「治らない病気」などといった間違ったイメージを持たれがちのこの病気ですが、多くの患者さんが回復しています。 100人に1人弱がかかる頻度の高い病気である統合失調症について、皆さんも正しい知識を持っておくべきでしょう。 そこで今回は厚生労働省のサイトを参考に、“統合失調症の基礎知識”についてまとめました。

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長嶺由衣子

千葉大学予防医学センター 環境健康学研究部門 大学院 医学研究院 環境健康科学講座 公衆衛生学 特任研究員 医師

統合失調症の特徴をご紹介した記事です。

なかなか日常生活をしていて、統合失調症という言葉を聞くことはないのでないのでしょうか?
またこれがどのような病気なのかをイメージできる人は少ないのではないでしょうか?

記事の通り、統合失調症の有病率(人口の中でその病気を持っている人のパーセンテージ)は1%、つまり100人に1人と言われています。

診療をしていると、必ずこの病気を持っている人にお会いします。医療者側から見ると、様々な特徴を持っている病気ですが、一般の方から見ると、「少し変わっているな」という印象を受けるだけだと思います。

一般的に、何も治療をしないと、この病気を持っている人にとっての「現実」と、この病気を持っていない人にとっての「現実」がずれていきます。
お互いにとって何も害がなければ全く問題はありませんが、その「現実」のズレがお互いのコミュニケーションのズレを生むこともあります。

一番大切なのは、ご本人が適切な薬をしっかり毎日飲み続けることです。最近は一ヶ月に一度打つだけの注射も出始めています。

あまり負荷がかかりすぎると症状が悪くなることもありますので、身近な人や自分がちょっとおかしいかも?と感じる時には、躊躇せずに精神科や心療内科、かかりつけのお医者さんに行ってみてください。
恥ずかしがるような病気ではありません。自分のためにも、大切な人のためにも、気になることは相談してみてください。

人気お笑いコンビだった「松本ハウス」のハウス加賀屋さんが中学校2年生からこの病気を発症し、自分の体験談を語った特集がありますので、どのような症状かなどについては、こちらの方がわかりやすいかもしれません。ご紹介します。

よみドクターでの特集(全6回)(http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=117681

BLOGOSでの特集
http://blogos.com/article/72271/

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