われわれが死んだ後、「本当はタバコはよかったのに」といわれることが必ず起きるとぼくは確信しています。
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倶楽部SHIMAJI | 現代ビジネス [講談社] 2015.12.24 UPDATE
(2015年12月16日 倶楽部SHIMAJI | 現代ビジネス [講談社]より)黒鉄:あれ、立木さんはタバコをやめられたんですか? 立木:そんなもん、とっくの昔にやめました。 黒鉄:立木さん、お願いです、是非また吸ってください。 立木:お願いされてタバコを吸うって、新しいかもね。 黒鉄:ニコチンを摂取しているとアルツハイマーから逃れられるんです。 シマジ:その通りです。伊勢丹のバーにいらっしゃるドクターのお客さまはみんな葉巻を吸っていますよ。 立木:そういうよね。いや、別に無理してやめたんじゃないのよ。ある日、喉が痛くて2日ぐらいタバコを控えていたら、そのまま吸わなくて平気になっちゃったわけ。周りからは「裏切り者!」っていわれたけどね。 シマジ:タッチャンは紙巻きタバコも葉巻もパイプもやっていましたよね。 立木:吸っていたころはひと通り全部やったね。 黒鉄:本心から申しあげますが、立木さん、これは悪いススメではありません。医学的に認知症防止にいいことが分かっているんです。ニコチンが脳のなかのニューロンをつなげてくれることが。われわれが死んだ後、「本当はタバコはよかったのに」といわれることが必ず起きるとぼくは確信しています。
ニコチンと神経細胞の再生については金沢大学のこちらのプレスリリースの研究(http://www.p.kanazawa-u.ac.jp/research/digest/20101224.html)からだと思われますが、この研究を発表した研究者らも、たばこからのニコチン摂取はデメリットの方がはるかに大きいとしっかりとプレスリリースにも記載してあります。
また、HealthNudgeで多くの先生方がコメントしているように、喫煙は様々な疾患リスクを上げることがわかっていますので、本当はたばこがよかった、なんて言われる日は来ないと思いますし、むしろ本当は思っていたよりもたばこの害は大きなものだった、と言われるんじゃないかなーと思います。
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Goro Hirano
ニコチンを吸っていると我田引水の認知バイアスが起こるようになるので危ないですね。都合よく解釈するようになります。
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