ペットと寝るのは是か非か!? ペストをはじめ「人獣共通感染症(ZOONOSIS)」の危険も
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HEALTH PRESS 2016.01.07 UPDATE
(2016年1月5日 HEALTH PRESSより) ペットと一緒に寝るのは悪いことではない――。従来の否定論を覆すような研究報告が掲載されたのは米国「Mayo Clinic Poceedings」誌の12月号。アリゾナ州の同クリニック睡眠医学センターのLois Krahn氏らが、成人男女150人(=74人が1匹以上のペット飼い主、うち34人が複数ペット組)を対象に、“ペットとの同衾(どうきん)”事情を調査した結論である。
写真のような光景、ほほえましいですし見ているだけでほっとしますよね。我が家も保護施設経由でやってきた成猫が1匹いますが、一度私の寝相が悪く蹴り飛ばしたみたいで、就寝中は寄ってきてくれません(苦笑)。ですので写真のような光景は夢のまた夢・・・。
さて、そんな個人的な話はおいておいて、動物と一緒に生きていく上で知っておかなければならないことはこの記事にある通り人畜共通感染症です。代表的なものは狂犬病です。他にもこの記事に書かれているようにいくつも人畜共通感染症があります。これは記事に書かれていることをしっかりと実践することで防げますし、様々な飼育本でも同様のことが言及されています。
また、しつけの問題も大切ですね。飼い主にとっては従順で可愛い犬・猫でも、知らない人からしてみれば恐怖の対象でしかないかもしれません。しつけがうまくされず、人を襲って射殺された犬のニュースも以前ありましたし、人と動物が共生していく上ではしつけもマナーのうちでしょう。更に災害時にはペットも避難所で生活する可能性があり、そういった緊急時に周囲に迷惑をかけないためにもしつけはとても重要です。
上記のルールを守り、安眠が妨げられないのであれば、私も一緒に寝たいなあ・・・と思うのですが、前述のとおりうちのお猫様は寄ってきてくれないので難しいでしょうね。
ちなみに、狂犬病を人間が発症すると治療法はなく、死亡率はほぼ100%です、しかしこれは犬への予防接種で防げますし、予防接種は犬を飼う上で法律上必須事項です(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/10.html)。予防接種を受けていない場合は罰金や、愛犬自体が捕獲・拘留対象になるので、未接種の犬は即摂取に行きましょう。日本は狂犬病清浄国ではありますが、海外や野生動物経由でいつどのように愛犬が感染するかわかりません。愛犬のためにもご家族・ご近所のためにもしっかり法律は守ってください。
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