がんに対する意識を大きく変えた2015年。若い世代の反応は?【前編】
- 1,861
- 5
- 0
mocosuku 2016.01.15 UPDATE
(2016年1月13日 mocosukuより) 2015年は、皆さんにとってはどんな年だったでしょうか。健康や医療関連のニュースでは、何人もの著名人が「がん」を患っていることを発表したことが印象に残っています。 さて、株式会社オールアバウトより、恒例の「『国民の決断』2015アワード」が年末に発表されました。数ある分野の中から第1位に選ばれたのは、健康部門ランキングの「がん検診を受ける決断」でした。ここでは、この結果に対する人々の反応について見ていきたいと思います。
2015年を振り返って、多くの著名人ががんであることを公表したり、がんで亡くなったりしたことから、多くの人のがんに対する意識が変わったのではないかとする記事です。
特にタレントの北斗晶さんが乳がんであることを公表したことで、若い世代の女性で乳がん検診を受ける決断をした人が多いそうです。
前後編の記事になっています。後編はこちらhttp://mocosuku.com/2016011429100/
若いうちは「がん」は自分とは関係なく、関係するとしても遠い先の未来のはなしだと思いがちです。しかし、女性のがんでである乳がんや子宮頸がんは、他のがんより若い人に多いことがわかっています。
がん検診の受診率は少しずつ上がってはいますが、2013年の乳癌検診受診率が34.2%とまだまだ低いです。乳がんだけでなく、胃がん、大腸がん、肺がん、子宮頸がんの検診は市町村で格安で行われていますので、是非受けてみてください。
最後に、北斗晶さんが乳がんを公表したブログの文章の一部を引用します。専門家が何か言うより、当事者であるからこその圧倒的な迫力があり、多くの人を動かしたのも納得の名文だと思います。
http://ameblo.jp/hokuto-akira/day-20150923.html
最後にこれだけは言わせてください。
女性の皆さん、若かろうが年を取っていようが乳癌検診に行ってください!
乳癌の専門医にしか分からない自分では直視出来ない、触っても分からない乳癌の位置もある事を、このブログを読んでくださった皆さんにも知ってもらいたいです。
毎年検査していても1年で進行の早い癌だと乳房を全摘出しなければならないほど大きくなってしまう癌もあるんだという事を知って下さい。もちろん、癌の出来た位置にもよりますが…
乳癌は遺伝だから、身内に乳癌の人はいないから大丈夫と安心しないでください。
そして、自分の体の小さな異変を見逃さないで。体は正直です!
何かがおかしいと思ったら、その勘は当たってるから。
送信完了
いいね!しているユーザー一覧
コメント編集
この著者による他の記事
アクセスランキング
この記事へのコメント