自分の口臭が気になる「心理的口臭症」は治療することができる!
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HEALTH PRESS 2016.02.06 UPDATE
(2016年2月5日 HEALTH PRESSより) 「口臭は人間だけに起こります」――。 そのように話すのは「ほんだ歯科」の本田俊一院長だ。 「日本口臭学会では、口臭を『本人あるいは第三者が不快と感じる呼気の総称である』と学術的に定義しています。つまり、会話の時に吐き出されてくる『吐く息=呼気』に悪臭があるということです。動物は会話をしません。会話をするのは人間だけですから、口臭は人間だけに起こるといえるのです」
口臭の原因にはここにある他にも、タバコを吸うことや、歯周病(歯槽のうろう)、にんにくなど臭いのきつい料理を食べることなどがあります。歯周病の原因菌は臭いの強い細菌が多いので、デンタルフロス(歯の間が空いている場合は歯間ブラシ)をつかって歯と歯の間を掃除したり、定期的に歯科医院で歯石を除去することが必要です。また、心理的口臭は、大きな原因が無くても、実際には他人が気が付くような口臭が無くても気にしてしまうことで生じることもあります。例えば、電車でたまたま向かいの席の人が手で口を押えたのを見て、それが自分の口臭が原因ではないか、と思ってしまって気になりだす方もいらっしゃるそうです。他人が気にするような口臭が実際に存在するか確認して、あれば原因を除去して、そして気にしすぎないことが、心理的口臭をなくすのに必要でしょう。
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