中年期からの体重減少はその後の認知症リスクに関連

健康・予防

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favicons?domain=news.e-expo 健康美容EXPO 2016.02.13 UPDATE

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(2016年2月10日 健康美容EXPOより) 中年期から高齢期にかけて体重が減少すると、記憶力と思考力が低下するリスクが高まり、これが認知症につながる可能性があることが、米メイヨークリニック(ロチェスター)のRosebud Roberts氏らの研究で示唆された。研究論文は、「JAMA Neurology」オンライン版に2月1日掲載された。

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中田由夫

筑波大学 体育系 准教授 博士(体育科学)

中年期から高齢期にかけての体重減少が、認知症につながる可能性を高めることを示唆した研究論文に関する記事です。研究論文はJAMA Neurologyに掲載された以下の論文です。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24784334

この記事では単に「体重減少」となっていますが、いわゆるダイエットによる体重減少ではなく、unintentional weight loss(意図的ではない体重減少)がさまざまな疾患と関連することが知られています。知らず知らずのうちに体重が減少するということは、何か体に変調があり、それが原因となり体重が減少し、その後に何らかの疾患を発症する、という考え方です。

肥満の方には、減量のために体重測定をオススメしますが、肥満でなくても、健康管理の一環として、毎日の体重測定をオススメしています。日々の体重変動の幅を把握した上で、その幅を上回るような体重減少があった場合には、体に変調がないか、注意深く「身体の声」を聞いていただくと良いでしょう。逆に体重増加があった場合には、早めに生活習慣を見直すことで、体重増加による悪影響を未然に防ぐことができます。

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