-
柴田克己
滋賀県立大学 人間文化学部 生活栄養学科 教授 京都大学博士(農学)
基礎栄養学が専門です。ビタミンが関わっているアミノ酸代謝に関する研究をしています。
ビタミンは不安定ですので、食品を加工や調理あるいは保存しておく 間に壊れてしまいます。そのため、食事調査ではどれだけビタミンを摂取したのかわかりません。
この限界を打ち破るために、尿という非侵襲性の生体試料に排泄されるビタミン量およびアミノ酸の異化代謝産物量から個々人のビタミンの栄養状態を評価する方法を、まだ完全ではありませんが、ほぼ構築することができ ました。
現在は、この方法の完成と同時にこの方法を用いた栄養指導に力をいれています。
33フォロワー