「水素発生」の入浴剤、ご注意 やけどの恐れ
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朝日新聞 2016.07.28 UPDATE
国民生活センターは21日、「水素を発生する」とうたうパック型の入浴剤によって、やけどを負う恐れがあると注意を呼びかけた。お湯につけるとパックの表面温度がすぐに90度程度になるという。 センターによると、入浴剤は不織布などのパックに封入され、専用のプラスチックケースとセットで売られている。入浴剤のパックをケースの中に入れ、お湯に沈ませると泡が出る。体に良いとうたって販売しているケースが見られる。
・・・・ほんとに水素発生してるんですか・・・?
万が一たくさんの水素が発生していたら、お風呂の水にはほとんどとけないので、そのまま空気中に出ていってライターでも使った時には引火して大惨事なのでは・・・。
あと、中学の理科の実験でも水素の発生って実験しますよね。あれって大抵塩酸とニッケルなどの金属との反応で実験させたのを覚えてませんか?あの時のように塩酸と反応させる金属のようなものだと、水と反応しないので、水と反応して水素を出させるなら相当不安定な金属になります。しかも反応するときにはエネルギーとして熱が出るので、危ないんですよね・・・。発火したりするんじゃなかったでしたっけ・・・。
確かにこの記事に書いてあるように、水素が出ているかは未確認ということなのですが、日常生活で水素なんてそうそう必要ありませんので、もう水素と書かれている美容、飲食製品には近寄らない方がいいと思いますよ。簡単に水素が発生したらそれこそ引火の問題で大変ですし、そもそも水素はほとんど水に溶けませんし、摂取自体がほとんどできません。有用性についても現時点で根拠となるデータはないと国立研究所が行っていますしね(http://healthnudge.jp/11493)。
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