リプニツカヤ電撃引退 フィギュア選手“拒食症”の壮絶実態

病気・医療

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favicons?domain=www.nikkan-gendai 日刊ゲンダイDIGITAL 2017.09.01 UPDATE

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28日に明らかになった、2014年ソチ五輪フィギュア団体金メダリスト、ユリア・リプニツカヤ(19)の電撃引退。ロシアの国営通信社はリプニツカヤの母の言葉として、「拒食症の治療後、4月にロシアフィギュアスケート連盟に引退を伝えた」と報じた。

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柿崎真沙子

名古屋市立大学大学院医学研究科医療人育成学分野 講師 博士(障害科学)

ソチオリンピックでの、団体フリー演技「シンドラーのリストより」は衝撃を受けたのを覚えています。まるで映画のワンシーンのようでした。そして何よりも、15歳の選手が演じているとは到底信じられない演技でした。

 フィギュアスケート、特に女子では思春期以降の体重変化でジャンプやスピンなど伸び悩む選手が多く見られます。あの浅田真央さんも成長期で身長が伸び、得意としていたジャンプに狂いが出るなどありましたよね。もちろん女性だけではなく男性も体つきが変わったり身長が高くなったりするためつまづく選手は多いです。そんなところにこのニュースが入ってきて驚きました。まだ19歳。

 フィギュアスケートで拒食症といえば、鈴木明子さんも悩んだと公にしています。また最近もマラソン選手の話題があるように、「軽くなると競技の得点やタイムに影響する」競技ほど拒食症に陥りやすいのでしょう。

 拒食症については専門の先生方に解説をお願いするとして、リプニツカヤさんが早く拒食症から回復して健康的な生活を送り、できることならば鈴木明子さんのようにアイスショーでもいいからいつか競技に復帰して、またあの素晴らしい演技を見せてくれたらなと思います。

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