電車に乗れない...精神に後遺症を遺す「痴漢被害」 通報まで至らない実態9割、最大の抑止力とは?
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mocosuku 2015.11.20 UPDATE
(2015年11月19日 mocosukuより) 電車内での痴漢被害に悩む高校2年生が、母親と一緒に考案した痴漢抑止バッジ(最初は痴漢抑止カード)を身につけるようにしたところ、毎日のように遭っていた痴漢の被害にあわなくなった…そんな体験に基づいた「Stop痴漢バッジ」の製作プロジェクトが注目を集めています。
いつも思います。「こんな議論なんて笑い話になる日が早く来ればいいのに。痴漢なんてとっとと絶滅すればいいのに。」
最近、痴漢について様々な角度から議論が盛り上がっています。読んでいて不快に感じるような意見を見ることもありますし、そうそう、と力強く何度もうなずいてしまうような意見もあります。特に女性専用車両は賛否両論色々ありますよね・・・。
私自身中学生の頃、とある公共のトイレに入っていて音がするな・・・と思って上を見上げたら男の人の顔があるという恐怖体験をしたことがあります。正直言ってそれから15年間、調子が悪いときは今でも、トイレに入る際に隣から物音がすると動悸が止まらず上下を確認せずにはいられません。
高校~大学と電車通学ではあったものの、たまたまラッシュとは反対方向だったので、いわゆる電車内での痴漢にあうことは少なかったですが、座っていて隣の男の人に膝を触られたりと何度か不快な経験はありました。今でもどんなに自意識過剰と言われようと、帰宅が遅くなるときはスカートをはかない、出張で新幹線に乗るときにもスカートをはかない、失礼ながら電車ではなるべく女性の隣に座る、混んだ電車に乗るときにはスカートをはかない女性専用車両に乗る、と予防に努めています。自意識過剰と言われようと、あの恐怖は二度とごめんです。また、許せないですがそういう恐怖におびえる人をターゲットにするという話もありますよね。言葉は悪いけどふざけんなよ!って思います。思いますけど怖いです。
なぜ、自分の好きな服も着られないんでしょうか?外出するだけなのにこんなに怯えなければならないのでしょうか?また、痴漢しない男性も疑われるといった被害に悩まなければならないのでしょうか?
もちろん犯罪や事故がゼロにならないように、痴漢自体もゼロにはならないかもしれません。でも犯罪や事故がそうであるように、痴漢被害を減らすことはできるのではないでしょうか。監視カメラの設置や、何よりも満員電車の混雑緩和など、少しでも痴漢被害が減るような取り組みがもっともっと増えてほしいと思いますし、痴漢する人なんて信じられない!くらいの日本人が得意な同調圧力をもっともっと駆使して痴漢犯罪を減らしてほしいですね。また、近くで痴漢被害にあっている女性をみかけたら助けてくださると本当にありがたいです。
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