「胎児」の専門家一覧
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林 伸彦
英国 King’s College Hospital 胎児科 医師 NPO法人親子の未来を支える会 代表理事
東京大学で分子生物学・発生学を学んだ後、千葉大学医学部へ編入、産婦人科医になる。 生まれる前に治療しうる病気がある一方で、胎児診断(出生前診断)を進めると、それ自体が病気や障がいを排除しうるという矛盾にぶつかる。 国内では出生前診断自体の是非が問われているが、問題の本質は、障がいや子育て全般への社会的理解・サポートが充実していないことではないかと考えるようになる。 そして、胎児健診・胎児治療・障がい児のインクルーシブ教育が普及している英国にて、福祉制度を学びつつ胎児医療の研修中。 同時に、出生前診断の意義や胎児医療の倫理観の浸透、障がい・障がい者への関わり方成熟のためには、多面的かつ組織的に働きかける必要があると考え、NPO法人親子の未来を支える会を設立。病気や障がいをキーワードに繋がるオンラインマッチングサービス「ゆりかご」を運営している。 NPO法人親子の未来を支える会 http://www.fab-support.org
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大西一成
聖路加国際大学大学院 公衆衛生学研究科 准教授 博士(医学) 環境疫学 公衆衛生学
大気汚染問題や黄砂の人体への健康影響について、黄砂発生源の現地調査、環境計測、環境/気象と医学を融合し多角的にアプローチした研究を行い、生活の質の向上を目指す知見を分かり易く伝えることに努めています。 空の状況により、地上の人間の健康影響が左右されている事象に注目し、観測の予防医学への応用・健康予測を構築しています。 また、エコチル調査を実施し、子ども・妊婦の疾病や子育て、アレルギー、自閉症の研究も環境影響を加味して実施しています。 KAZUNARI ONISHI WEB SITE http://www.med.tottori-u.ac.jp/issey/ 【主な論文】 Kazunari Onishi, Yasunori Kurosaki, Shinji Otani, Atsushi Yoshida, Nobuo Sugimoto, Youichi Kurozawa Atmospheric transport route determines components of Asian dust and health effects in Japan Atmospheric Environment. 01/2012; 49:94-102. DOI: 10.1016/j.atmosenv.2011.12.018 (黄砂の飛来経路によって越境汚染物質の成分が違うことを示し、さらに健康影響が大気中成分によって左右されていることを示しています。PM2.5や大気汚染の健康影響の研究は成分による評価が重要であることを明記しました。) Kazunari Onishi, Shinji Otani, Atsushi Yoshida, Haosheng Mu, Youichi Kurozawa Adverse Health Effects of Asian Dust Particles and Heavy Metals in Japan. Asia-Pacific Journal of Public Health. 08/2012; DOI: 10.1177/1010539511428667 (黄砂の砂自体は、特に肌への影響を強く示していることを明記しました。) 【主な出演番組】 NHK「あさいち」「マサカメTV (バラエティクイズ番組)」 TBS「NEWS23」「あさチャン!」 NTV「ZIP!」 レギュラーラジオ番組 BSSラジオ スマイル金曜日「鳥取大学医学部大西助教の環境講座 ~教えて!大西先生〜」毎月第4金曜日15:10〜(変更の場合があります) 【特許】 特許第5791063号• 発明者/大西 一成 発明の名称/「大気中の物質の飛来状態判別装置、飛来物質採取用フィルタ及び飛来状態判定プログラム」