乳児用液体ミルク、今夏にも解禁…災害備蓄に利用も
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ヨミドクター 2018.03.13 UPDATE
政府は、乳児用液体ミルクの国内販売を今夏にも解禁する方針を固めた。液体ミルクは、粉ミルクよりも乳児に飲ませる手間が少なく、常温で一定期間保管することもできる。政府は普及を後押しし、育児負担の軽減や災害備蓄への利用につなげたい考えだ。
現在の法律では、乳幼児用液体ミルクは「乳児用のミルク」として規格基準が設けられていないため、製造・販売はできないそうです。そのため日本では乳幼児用ミルクを使うとなると、水での調製が必要になるものしかありません。
しかし、電気も水道もガスも止まる災害時。大人用の飲み水さえも確保が大変なのに、粉ミルク用のお湯となるとさらに確保が大変になります。ですので、水やお湯による調製が必要ない、液体ミルクの解禁は、阪神淡路大震災以降、要望としてかなりあがっていたようです。
まずは今までなかった規格基準の制定からとのことですが、早く普及して、乳幼児を持つご家族が災害時に困ることのないように、また外出時に手軽に利用ができることで育児負担の軽減につながればな、と思います。
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