バレエやヒップホップなど、一番運動になるのは?教室に通う女の子の運動を調べた結果
- 2,715
- 5
- 0
Medエッジ 2015.06.03 UPDATE
(2015年6月2日 Medエッジより) バレエやヒップホップなどさまざまなダンス教室に通う女の子が多い。 米国でも同じようで、このたびどのダンスが一番運動になるかが検証されている。
私は今の大学院に入る前は、バレエダンサーを研究対象にしている研究室でバレエダンサーの健康行動を調査する自分の研究の傍ら、バレエダンサーの体力測定等をお手伝いしていました。彼らの柔軟性はさすがのものですが、女性に関しては意外に筋力は普通の人と同じくらい。身体活動量も、通常のレッスンは90分くらいですが、先生の振りを見たり、自分の番を待っている時間を抜けば、実際に動く時間はさほど長くありません。でもたくさん汗をかけば「動いた」気になるもの。レッスン後の爽やかな黄金の泡は格別です。...そう、その「つもり」が消費カロリー<摂取カロリーへと導いてしまうのですね。
ただ、作品の練習となると別です。最大酸素摂取量はアメフト選手という文献を目にしたことがあります。減量や体作りのためにダンスを始めるなら、やった「つもり」に惑わされず結果につなげていくためには、きちんと自分の運動時間を数字等で「見える可」する工夫が必要かもしれません。
でも、ダンスは体には勿論、こころにもいい効果がたくさんありますよ!身体活動がメンタルヘルスにいい影響を与える研究はここに挙げられないくらい知見があります。ダンスも恐らくそのひとつにカウントしていいと思います。現在教えている東京大学御殿下記念館バレエクラスの生徒さんも毎回レッスン後はとってもいい顔されています。教師としてとっても嬉しいことで、教える側にも漏れなくメンタル改善効果があるのかも。
送信完了
いいね!しているユーザー一覧
コメント編集
この著者による他の記事
アクセスランキング
この記事へのコメント