本人も周りも気づかない⁉ 「パニック障害」の実態

メンタル

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favicons?domain=nikkancareism nikkanCare.ism(ニッカンケアイズム) 2015.07.13 UPDATE

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(2015年7月10日 nikkanCare.ism(ニッカンケアイズム)より) 突如としてめまいや動悸が起きて、呼吸ができなくなるような症状に見舞われた。あわてて病院に行ったのに、「体には異常がない」と言われた。でも、そのあとも、何度も同じような症状に襲われる……。 症状が現れても本人も周りも気づかないことが多いと言われる“パニック障害”。芸能界にもパニック障害は多く、過去にKinKi Kidsの堂本剛さんや歌手のyuiさんもパニック障害だったことを公表しニュースになりましたが、決して他人事ではない病気です。 今回は、パニック障害について、厚生労働省「みんなのメンタルヘルス パニック障害」からみていきます。

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安藤絵美子

大妻女子大学非常勤講師

認知行動療法についていろんな研究をまとめた結果、症状改善の指標が0.8以上だった場合を「効果大」とすると、パニック障害では、確かに効果はあるものの、0.35とやや弱めかという結果でした(Otte, 2011 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3263389/)。薬物療法で症状を和らげながら、自分のものの捉え方や味方と向き合っていくのが、治療のプロセスとしていいのかもしれませんね。そんな「合わせ技」の統合研究も待たれます。

話は少しそれますが、認知行動療法とは、ある状況での個人の「認知(考え方)」「行動」「気分」「身体反応」のつながりに悪循環が生じている場合に、認知や行動を変えて、その悪循環を断ち切ることで問題の解決を目指すものです。「療法」とはいいますが、病気で困っていなくても、自分がおかれている状況や自分のものの考え方を冷静に見るためにも、認知行動モデルの理論は使えます!私も自分自身を省みてストレス対処力を高めべく、市販のセルフワークブックに挑戦中です。

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