馬鹿な信仰 〝血液型性格信仰〟はこうして形成されてきた~前編
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HEALTH PRESS 2016.01.24 UPDATE
(2016年1月21日 HEALTH PRESSより) 「血液型」というと日本ではABO式しか思い浮かべられない人が多い。そうなるのは、次に重要なRh式が日本人ではほとんど陽性で、差がないからである。日本人の99.5%はRh+だが、ごくまれに Rh−の人がいる。 日本では「血液型」と呼んでいるが、国際的にはBlood Group(血液群)という。ABO式血液型の「式」に相当する英語はシステム(System)で、「分類方法」を意味している。血液型にはいろいろ分類方法があり、つまり日本でいうところの〝血液型〟である分類方法は実に約500種類もあるのだ。
血液型と性格が相関する、ということが日本では広く信じられています。これには全く科学的根拠は無いのですが、どのようにしてこの説が広まったかを説明した文章です。
医療関係者や医学研究者でも血液型と性格の話を信じている人はいますので、一般の人の間で信じられ続けているのもしょうがない面もあります。信じすぎは問題ですが、「初詣でひいたおみくじが大吉だったから今年はいい年になる!」というのと同じぐらいの信憑性と思うぶんにはたいした害もないでしょう。また、初対面の人などで話題に困ったときには、血液型の話や天気の話は無難なきっかけにもなりますので、目くじらを立てるようなことでも無いかなと個人的には思います。
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