電子版「お薬手帳」共通化へ 厚労省、利便性向上に向け標準仕様の構築検討
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産経ニュース 2015.08.07 UPDATE
(2015年4月26日 産経ニュースより) 厚生労働省はスマートフォン(スマホ)に薬局で受け取った薬の名称や飲み方などを記録する電子版「お薬手帳」の仕様を共通化させる方針を固めた。お薬手帳の電子化は複数の調剤薬局チェーンなどが独自に取り組んでおり、それぞれ仕様が異なっているため、全国各地のどこの薬局でも対応できるよう標準仕様を検討する。利便性向上とお薬手帳の電子化を普及させるのが狙い。
お薬手帳、持ってますか?私は常に持っています。電子化すればいいとの声もこの記事のようにちらほら聞くのですが、個人的には現状のままで十分だと思います。利便性はちょっと・・・なのですが。
というのも、東日本大震災の時に何が困ったかって、電気がないことなんですよね。また津波被害が大きかった地域では、電子機器が濡れてしまって使い物にならなかったという事例もあります。紙ベースでしたら多少濡れても乾かせばなんとかなるでしょうし、電気がなくてデータが取り出せない!ということもありませんよね。
特に、お薬手帳が効力を発揮するのは大規模災害時の救護活動の際だと思いますので、利便性を追求すると確かに電子版は使用者が増えるしいいのですが、災害時に備えるとなると断然紙です。持病のある方は薬を紙にメモっておけばいいじゃないかという声もありますが、持病とはいえ容量や種類が変更になったりすることもしばしばありますので、現状のままでもっと活用できるといいなと思っています。
災害の多い日本ですから、日常生活と合わせて、災害時の備えも常に考えておきたいものですね。
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