フランスで「小1の壁」に悩む母親はいない

出産・育児

  • 3,404
  • 6
  • 0

favicons?domain=toyokeizai 東洋経済オンライン 2015.11.20 UPDATE

1447914118uen8KrQjA5

(2015年11月19日 東洋経済オンラインより) 子どもが小学校に入学するとき、日本の働く母親が直面するのが「小1の壁」だ。午後7時、あるいはもっと遅い時間まで子どもを預かってくれる保育園から一転して、学童保育は通常午後6時まで。長期休暇中の学童保育には給食がなく、お弁当を持参させなくてはならない。入学式、保護者会やPTAの集まり、授業参観など平日の学校行事もある。子どもの小学校入学を前に悩む母親は多い。

記事全文を読む

usericon_noimage

柿崎真沙子

名古屋市立大学大学院医学研究科医療人育成学分野 講師 博士(障害科学)

 小1の壁・・・。私、経験しました。とはいえ、思えばもう30年も前になるのですが(苦笑)。

 当時珍しく共働き家庭で育った私は、ゼロ歳からの保育園を経て、小1から小学校+学童保育という生活になりました。当時少なかった学童保育ですが、その分いくつかの小学校から児童が通っていたため、保育園時代の友人たちが多いことが幸いでした。ただ、私の通っていた小学校から学童保育に通う児童は70人ほどの学年で3人。しかもこどもの足で20~30分ほどかかる道のりを歩かなければならず、生活環境の激変に疲れてしまったのか何度か調子を崩して学校を休んだ経験もあったように思います。幸い父の仕事が在宅も多少可能な仕事であったため、それほど(あくまでこども目線ですが)両親が苦労していた記憶はないように思います。

 また、その後さらに襲ったのが小4の壁。学童保育は小学校3年生までの入所なので、小4になると放課後ひとりでお留守番をしなければなりませんし、長期休暇は一人です。幸い、母方の祖母が近所であったため長期休暇の際はとてもお世話になりさみしい思いをしなくて済んだのですが、生活習慣が変わることに戸惑いを覚えた記憶があるのは事実です。学童の小学校が異なる友人とも、小4になると少し疎遠になってしまったりしてさみしい思いもしました。

 様々なケースがあると思いますが、会社も学校も、柔軟に対応できる世の中に早くなってほしいと思います。

  • 6
  • /
  • 専門家のいいね!4
  • 1427682568bdac8173bccfdf9e21f4a0cc8fa506d3
  • 142682509482f8b767dca3ad48c63db4f86377886b
  • 1445244289fa3c01795c9b8fbdcaa3c61e8f8a7c67
  • 1444978892599a1effbbe78efcffdad6287aeefed3
  • usericon_noimage
  • usericon_noimage

この記事へのコメント

コメントする

この記事の関連キーワード

この記事と関連する記事

会員登録が必要です

すでに登録済みの方はこちら

ログイン

まだ会員になっていない方はこちら

ユーザ登録

コメント編集(管理者用)

コメントを削除

キャンセル

Facebook連携


閉じる

このコメントに関する
問題の内容を選択してください





送信

送信完了

閉じる

コメント編集

会員登録が必要です