「生活保護」の専門家一覧
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渡邊亮
神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーションスクール設置準備担当
オハイオ大学(医療管理学専攻)卒業後、クリーブランド・クリニックでビジネスインターンを経験。帰国後、外資系病院コンサルティング会社に約4年間勤務した後、東京大学大学院医学研究科公共健康医学専攻に進学、臨床疫学・経済学分野に在籍し、医療アクセスの公平性をテーマとして研究を行った。2011年に同専攻を修了、公衆衛生学修士(M.P.H.)を取得。2012年より一橋大学大学院博士後期課程に進学、医療における管理会計、特に医療機関におけるバランスト・スコアカード(BSC)の活用をテーマとして2015年3月に同課程を修了、博士(商学)を取得。東京医科大学、神奈川県庁を経て現職に至る。現在は、医療情報を活用した医療経済・経営研究を行っている。医療情報技師。 主な論文 1.Watanabe, R., Hashimoto, H..(2012). Horizontal inequity in healthcare access under the universal coverage in Japan; 1986–2007. Social Science & Medicine, Available online 2 July 2012, ISSN 0277-9536, 10.1016/j.socscimed.2012.06.006. 2.Ikegami, N., Yoo, B. K., Hashimoto, H., Matsumoto, M., Ogata, H., Babazono, A., Watanabe, R., et al.(2011). Japanese universal health coverage: evolution, achievements, and challenges. The Lancet, 378(9796), 1106-1115.http://dx.doi.org/10.1016/S0140-6736(11)60828-3. 3.荒井 耕, 渡邊 亮, 阪口 博政.(2013). DPC関連病院における管理会計の活用状況. 産業經理, 73(3), 77-89. 4.渡邊 亮, 荒井 耕, 阪口 博政.(2015). 医療機関におけるバランスト・スコアカードの活用状況. メルコ管理会計研究, 7(2), (in print)
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長谷田 真帆
東京大学大学院 医学系研究科 社会医学専攻 健康教育・社会学分野 博士課程 医師 家庭医療専門医・在宅認定専門医
プライマリ・ケアの実践を通して感じた、個人の社会背景や、住民同士・専門職間・多部門間など様々なつながりが人々の健康に与える影響についての理解を深め、健康格差対策に取り組むために、社会疫学を学び、研究をしています。データを社会に有用な形でお返しし、コミュニティを支援していくことで、社会全体として健康で幸福になることや、誰もが希望する場所での療養が叶えられる社会の実現に貢献したいと思っています。 主な学会発表 1. 第14回日本在宅医学会ポスター発表 2012年3月「中山間地域の在宅医療における医療費公費負担制度利用の実態調査. ∼身体障害者手帳所持者の制度利用が落ちやすい傾向∼」 2. 第15回日本在宅医学会口演発表 2013年3月「中山間地域における在宅患者の入院後の転帰について:後ろ向きコホート研究」 3. 第25回日本疫学会口演発表 2015年1月 「Community factors associated with income-based inequality in depressive symptoms among older adults」
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近藤尚己
東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者
所得格差・景気動向・地域の人間関係・交通環境など、人々を取り巻く社会的・経済的な環境が私たちの健康に及ぼす影響について、大規模なデータを収集して分析することで明らかにする研究を続けています。 そういった環境に関連する政策の評価も重要なテーマです。近年は、所得格差が拡大したときに、私たちのストレスや身体の健康が受ける影響についての研究や、高齢者が安心して生活するための「地域包括ケア」の枠組み作り、健康格差対策の進め方などについての研究をしています。 「知らず知らずのうちに健康になれる」社会づくりを目指しています。 健康なまちづくり研究室 http://plaza.umin.ac.jp/~naoki_kondo/