米医師ヘンリー・ハイムリッヒ氏死去 誤えん対処法考案
- 2,038
- 2
- 0
朝日新聞デジタル 2016.12.19 UPDATE
ヘンリー・ハイムリッヒさん(米医師)AP通信によると17日、米オハイオ州シンシナティの病院で死去、96歳。 74年に、食べ物などをのどに詰まらせた人を助けるため、背後から抱きついて拳で腹部を圧迫し、突き上げる方法を考案。「ハイムリッヒ法」と呼ばれるようになり、世界各地で多くの命を救ったとされる。今年5月には、老人ホームで女性を助けるため自ら実践し、「緊急時に自分でハイムリッヒ法を使ったのは初めて」と明らかにして話題となった。
寒くなって餅を食べる季節になってきましたが、窒息には気を付けたいですね。日本医師会に救急蘇生法のページがあるので高齢者や子供と一緒に住んでいる人は一度見ておくといいかもしれません。腹部突き上げ法の説明がありますが、ハイムリッヒ法とも呼ばれます。
https://www.med.or.jp/99/kido.html#fukubu
今年の5月に、ハイムリッヒ法を考案したハイムリッヒさんが、窒息しかかった人に人生で初めてハイムリッヒ法を実践して助けた、というニュースが流れ、ハイムリッヒさんってまだ存命なのか、と思ったのですが、残念ながら亡くなられたようです。BBCの記事によるとアメリカだけでこの方法で10万人が救われ、その中にはレーガン元大統領や女優のエリザベス・テイラーも含まれ、またクリント・イーストウッドもこの方法で人助けをしたことがあるようです。
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-36400365
窒息時の対処も大事ですが、誤飲しないように予防にも気を付けましょう。小児科学会のこどもの救急とか、いろいろ参考になりそうです。
http://kodomo-qq.jp/jiko/index.php?pname=jiko_chissoku
送信完了
いいね!しているユーザー一覧
コメント編集
この著者による他の記事
アクセスランキング
この記事へのコメント