蘇生望まぬ場合、救命中止を 学会が初の提言 終末期患者、意思表示書など条件 (産経新聞)

病気・医療

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favicons?domain=headlines.yahoo.co Yahoo!ニュース 2017.04.11 UPDATE

治療効果が見込めない終末期の患者が、心肺蘇生(そせい)を望まない本人の意思に反して救急搬送される現状を受け、日本臨床救急医学会は7日、本人の意思が確認できる書面と医師の指示があれば、救急隊員が心肺蘇生を中止できるとする初の提言を公表した。全国の救急現場では、心肺蘇生を望まない患者の蘇生中止手順などの統一基準はない。

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新井 奈々

東京大学大学院医学系研究科 社会医学専攻 医療倫理学 博士課程在学 医師 麻酔科指導医 集中治療専門医 心臓血管麻酔専門医 公衆衛生学修士(MPH)

この記事は、「人生の最終段階にある傷病者の意思に沿った救急現場での心肺蘇生等のあり方に関する提言」の紹介です。

公式HP:http://jsem.me/wp-content/uploads/2017/04/臨床救急医学会提言(公表用).pdf

終末期の患者さんで、既に自分の意思を書面にしている方で、ご本人の意思に反して蘇生行為がなされないようなプロトコールが書かれています。

本記事の最後にある学会代表理事の発言は、おそらく前後の文脈が削がれています。これでは、本提言の目的は、「国民に119番通報をしないように呼びかけること」と誤解されてしまいます。

どのような形が自分らしい最期か、自分自身で考え、家族と話し合う機会を持つきっかけとなり、
その結果不必要な蘇生行為や119番通報に至らない社会の実現のための取り組みが求められている、
と、本提言は締めくくられています。

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