「時差ぼけ」の薬も実現か?体内時計の移植に成功、米国ハーバード大学が報告

病気・医療

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favicons?domain=www.mededge Medエッジ 2015.07.03 UPDATE

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(2015年7月1日 Medエッジより) あくまで実験レベルではあるものの、いわゆる体内時計、「概日(がいじつ)リズム」の移植に成功した。  体内時計の狂いは、人間では病気にもつながると知られる。「時差ぼけ」のような状態の治療にもつながるのかもしれない。  米国ハーバード大学医学部を中心とした研究グループが、サイエンス・アドバンシーズ誌で2015年6月12日に報告した。

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久保達彦

産業医科大学 医学部 公衆衛生学 講師 医師 博士(医学)

体内時計・生体リズムに関する真面目な研究の紹介ですが、流石に大腸菌での実験成功をヒトにまで拡張して議論するのは行き過ぎですね。
生体リズムに関して研究をしている学問領域を、時間生物学と呼びます。この分野の発展はめざましく、特にリズムを司る時計遺伝子がほ乳類でも同定された1997年以降、爆発的に進展しています。この分野では顕著な業績をあげつづけている日本人研究者が多数いるのも特徴で、なかでも若き天才と呼ばれTBS「情熱大陸」でも取り上げられた上田泰己さんはその筆頭です。
生体リズムを利用した医薬品の開発なども着実に進展しており、早晩、臨床現場でも広く利用されることが期待されています。

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