腰痛に精神ストレスへの治療が効果、「認知行動療法」を応用
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Medエッジ 2015.07.06 UPDATE
(2015年7月2日 Medエッジより) 腰痛の治療方法として、新たな形のカウンセリングをベースとした治療「認知行動療法」が効果を発揮する可能性があるようだ。 慢性腰痛に加えて精神的ストレスにも苦しんでいる人に確実な方法と見られている。 英国のロンドン大学を中心とした研究グループが、整形外科系の専門誌であるBMCマスキュロスケレタル・ディゾーダーズ誌で2015年6月16日に報告した。
私たちの労働生産性を奪う最大の健康要因を皆さんご存じでしょうか?うつ病などメンタルヘルスの問題を思い浮かべる方も多いと思いますが、調査の結果、実は腰痛症など筋骨格系疾患(痛み)が最大の要因であることが知られています。欧米の企業の中には、この問題を健康課題ではなく経営課題として捉え積極的に介入する動きがでてきています。そこでも介入の方法として注目されているのが精神心理的な療法です。従来からの老人保健や製造業での安全衛生の取り組みから離れ、オフィスワーカーを含めた労働生産性管理の課題として腰痛症の問題が取り扱われ始めています。
このあたりの最新の動向が次週、NHKの番組で報告される予定です。腰痛を始め痛みで困っていらっしゃるようでしたら、ご覧になられてはいかがでしょうか。
腰痛・治療革命~見えてきた痛みのメカニズム~
2015年7月12日(日)午後9時00分~9時49分
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0712/index.html
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