「日本のものづくりが医療機器に反映されていない」は本当か?

病気・医療

  • 2,815
  • 3
  • 0

favicons?domain=techon.nikkeibp.co 日経デジタルヘルス 2015.07.10 UPDATE

1436431365z12eGCUYdK

(2015年7月7日 日経デジタルヘルスより) 大枠でとらえるなら医療の現場で使用される医療機器と呼ぶべきだが、規制面からみれば非医療機器――。今回紹介する製品も、この範疇に属する。患者の治療や診断にも無関係という理由からである。  患者の移送や搬送に便利な製品である「パステム」。手術現場などでの患者の移送に対してすぐれたアイデアが取り込まれている製品だ。

記事全文を読む

1432799497CDDwggmeNF

久保達彦

産業医科大学 医学部 公衆衛生学 講師 医師 博士(医学)

国民皆保険制度を背景にして手堅い収入を得られる医療機器製造は企業にとって大きな魅力です。一方、医療機器の製造を行うための条件を揃えるためには巨額の投資が必要で、多くの企業が二の足を踏んできます。その投資のかなりの部分が許認可の取得という制度面に費やされます。これは医療安全の視点から仕方のない側面もあります。
参入の難しい医療機器製造ビジネスですが、この記事は医療や介護の現場で利用される非医療機器に商機ありと指摘しています。これは正しい指摘でしょう。付け加えるならば、非医療機器の主たるターゲットは患者ではなく医療従事者です。疲弊の進む現場の救世主となるようなスタッフ補助機器が日本のものづくりによって創造されれば、それは高齢化の進む世界中の医療機関からも求められることになるでしょう。

  • 3
  • /
  • 専門家のいいね!2
  • 1427682568bdac8173bccfdf9e21f4a0cc8fa506d3
  • 1429007538dc08dd2db76c40ca5766ac8c1961d0af
  • usericon_noimage

この記事へのコメント

コメントする

この記事の関連キーワード

この記事と関連する記事

会員登録が必要です

すでに登録済みの方はこちら

ログイン

まだ会員になっていない方はこちら

ユーザ登録

コメント編集(管理者用)

コメントを削除

キャンセル

Facebook連携


閉じる

このコメントに関する
問題の内容を選択してください





送信

送信完了

閉じる

コメント編集

会員登録が必要です