アメフトの脳震とう予防どうするか、ヘルメットのオプションほぼ無意味
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Medエッジ 2015.07.04 UPDATE
(2015年3月18日Medエッジより) スポーツの頭部への衝撃がにわかに問題視されるようになっている(頭部への衝撃、コンタクトスポーツ総合的に分析、軽い脳のダメージには注意を参照)。 今回、アメフト用ヘルメットの既存のオプションは脳震とう対策として効果がないという結果が出ている。 米国の医療研究企業であるブレインズ社の研究グループが、米国神経学会第67回年次大会で2015年4月に報告した。
日本アメリカンフットボール協会の公式規則の付録Cに脳震盪に関する記載があります。それによると、繰り返して脳震盪を起こすことは、過去の脳震盪から脳が回復しないうちに脳に障害を与えることになるので、回復が遅れたり、障害が長期化する可能性を高める。また、稀ではあるが、繰り返して脳震盪を起こすことは、脳膨張や、脳の後遺症、さらには死につながることもある。そのため、脳震盪の症状が見られる場合はすぐに練習や試合から外し、適切な医務担当者に判断されるまでプレーに戻らないこと、と定められています。とても魅力的なスポーツですが、選手の安全を守る取り組みが重要です。
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