猫や犬を撫でたり抱くことでストレスが軽減し自尊心が改善されることが判明(オーストラリア研究)

メンタル

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favicons?domain=karapaia.livedoor カラパイア 2015.08.06 UPDATE

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(2015年8月4日 カラパイアより)うごめく肉球、くたっとたれた耳、おうちのペットがツルッとタイルの上を滑っている姿をみて心が和むのは、あなただけではないはず。  オーストラリアのモナシュ大学の研究によると、ペットと時間を過ごすことでストレスが減り、笑顔が多くなり自尊心が改善されるという。ペットは人間の精神衛生を保ってくれる大切な存在ということが証明されたのだ。

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柿崎真沙子

名古屋市立大学大学院医学研究科医療人育成学分野 講師 博士(障害科学)

「証明」というわりに原典の情報が乏しいのが難点ですね。どのような研究デザインでどのような対象者を追跡したのでしょうか。

 実は私、農学部時代は「豚の世話をすることで人間は癒されるのか」という卒業研究をやりました。結果、疲労と活気が上がったのですが、この研究を通じて動物介在療法や動物介在教育について広く学ぶことになり、疫学への興味関心を高めることとなりました。症例対照研究で心筋梗塞後の死亡率がペットを飼っている対象だと低かったり、血圧を低くするといった効果があるという先行研究もありました。もちろん「生存者バイアス」といい、ペットを飼うことが「できる」人であったために生存率が高い(=死亡率が低い)可能性は否定できないので、さらに大規模な研究が待たれます。ただ、この分野は介入となると人畜共通感染症の問題などがありなかなか難しいのが現状で、私が大学を卒業した約10年前に比べてそれほど進んでいえるとはいえない現状も感じています。

某民間企業のAIBOや某研究所のパロがおおはやりした際に、介入研究ができるとよかったのかもしれませんね。

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