1日の嘔吐10回!新生児の時のトラウマにより食事ができない2歳の少女

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favicons?domain=spotlight-media Spotlight 2015.08.06 UPDATE

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(2015年6月12日 Spotlightより) 母親にとって、幼児の食事時間はストレスがたまることも多いのではないだろうか。何でもよく食べる子供ならともかく「これ嫌い」、「これよりあれが食べたい」などと言い、偏食気味の子供も多いだろう。 しかし、ビッグウッド夫妻にとっては、毎日の娘の食事時間は深刻で、かなり辛いものとなっている。なぜなら、娘のイーヴィーは口からものを食べることができないからだー。

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近藤尚己

東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者

食べ物を飲み込めなかったり、飲み込むときに問題を起こす(むせたり、気管に入って肺炎を起こしてしまうなど)症状を摂食嚥下困難症といいます。

多くは、高齢者の脳卒中などの後遺症で、のどの筋肉がうまく働かなくなって起こります。しかし、この記事のように、生まれつきや、生まれて早いときの何らかの原因で嚥下困難となってしまうこともあります。

この記事は知人からの紹介ですが、僕も恥ずかしながら、知人から教えてもらうまでほとんど知りませんでした。小児科の先生にもあまり知られておらず、ご両親やご家族、そして何より本人が大変な苦労をする、という状況があるようです。こんな記事を見つけました「食べることを拒否する娘、「理解者なく心中すら考えた」――摂食嚥下障害の子どもを持つ親の思い」http://goo.gl/3jPmMh

この記事にある「つばめの会」など、日本でも、患者家族による活動があるようです。

珍しい病気はなかなか医療者や一般社会の理解が得られず、その支援のための公的制度の対象にならない、といったことも起こります。

そのような病気の存在を知り、関心を持つこと、それが大きな支えになると思います。

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