牛肉:「霜降り」より「赤身」人気上昇中 健康志向後押し
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毎日新聞 2015.08.11 UPDATE
(2015年08月10日 毎日新聞より) 高級和牛の代表とされる霜降り肉に比べ、焼くと硬くなるなど安価なイメージがあった赤身肉の人気が上昇している。消費者の嗜好(しこう)の変化や、外食店での熟成肉ブームが家庭での消費にもつながっているもようで、霜降りと赤身の価格差が急速に縮まってきた。高級和牛といえば「霜降り」という常識に変化が起きているようだ。
「霜降り肉」というと、学部時代の指導教員(養豚疫学の専門家)が「霜降り肉がとろけるようだ!なんて食レポなんて当たり前だ!脂なんだから、口の中で溶けるに決まってるじゃないか!」・・・と力説していたことを思い出します・・・。それから霜降り肉を見ては「美味しそうだなーでもあれ脂だしなー」と思うようになった私です。
さて、赤身肉はヘルシーということになっていますが「Red meat(牛、鹿、羊、鴨、豚の肉)」が健康に及ぼす影響についてもエビデンスが示されていますので、霜降りではなく赤身の多い牛肉がヘルシーである傾向があるとはいえ、やはり食べ過ぎは禁物です。また、昨今の熟成肉ブームは一歩間違えると腐敗のリスクと隣り合わせのような気もしますのでその点に関しましても注意が必要です。
ところで、赤身が多い肉と霜降り肉の健康影響ってカロリーや摂取できる成分の違い以外に何かあるのでしょうか。気になるところですね。ちなみに私は肉の中では豚肉が好きです。養豚の研究していて豚肉が好きというのもなんだかなあですが、養豚場に行った後に焼き肉で豚トロをつっついたのは今となればよい思い出かもしれません。
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