五輪までに全面禁煙を 医師会などが再要望

健康・予防

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favicons?domain=www.sankei 産経ニュース 2015.08.31 UPDATE

(2015年8月31日 産経ニュースより) 日本内科学会など24学会でつくる禁煙推進学術ネットワークや日本医師会などは31日、2020年東京五輪・パラリンピックまでに、公共の場所での全面禁煙を定めた受動喫煙防止条例を制定するよう求める要望書を東京都に提出した。  ネットワークは昨年7月にも同様の要望をしていた。都は受動喫煙対策で有識者検討会を設置したが、条例制定は見送られている。  記者会見したネットワークの藤原久義委員長は、都が対策を国任せにしていると批判し、「条例を作れば、国もやらざるを得なくなる」と強調。会見に同席した聖路加国際病院名誉院長で103歳の日野原重明さんは「長生きしたければ、吸わないことだ」と話した。

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田淵貴大

大阪国際がんセンターがん対策センター 疫学統計部 副部長 医師 博士(医学)

東京オリンピックは日本で空間の禁煙化を推進するための重要な機会です!日本の各地で、受動喫煙防止条例を制定するよう求めていきましょう。職場や家庭などの空間を禁煙化できると、非喫煙者の健康を守れると同時に喫煙者が禁煙するためのサポートにもなります。飲食店も含めて屋内の禁煙化が達成された国ではただちに心筋梗塞などで入院する人が減ったと報告されています。

ニュースサイトの記事は消去されてしまいますので、下記URLにアーカイブしました。
http://www.webcitation.org/6bBxAFx59

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この記事へのコメント

  • 愛煙家の”有識者”から見ると、以下の記事のように見えるそうです。

    http://www.sankei.com/life/news/150715/lif1507150007-n1.html

    ” 愛煙家としても知られる元経産省官僚で慶応大大学院教授の岸博幸氏は「委員の構成に問題があった」と事務局の人選ミスを混乱の原因に挙げる。検討会は2020年の東京五輪・パラリンピック開催に向け、屋内での喫煙のあり方を考えるために昨年10月に設置されたが、12人の委員のうち医療・医学関係者が9人を占めていた。”

    ”「受動喫煙の問題が存在するのは事実ですから、これを検討するのは良いことです」と断った上で「正直言ってバカバカしい議論をしているなと感じていました」と呆れ気味に話す。「委員の大半が医療・医学の専門家で、観光業や飲食業の専門家はいない。東京五輪で来日観光客が増えることを意識していながら、おかしな話だ」と語気を強める。”

    など

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  • 関連記事。
    http://www.sankei.com/politics/news/150427/plt1504270001-n1.html

    ”急展開

     安念座長が検討会の最終意見となる「都への提言」のとりまとめ案を示したのは第4回検討会だった。「禁煙が原則だが過渡的には分煙対策を推進。事業者に財政支援を行う」「2018年までに国の動向などを踏まえ、条例化を見据えて対策を再検討する」という内容に全面禁煙を推進する委員から反対意見は出たものの「条例先送り」の流れだったという。

     1カ月半後に開かれた第5回検討会では冒頭から急展開を迎える。全面禁煙推進派の一部の委員から「(五輪を開催するのに)罰則付きで条例化しなければ国際的に恥をばらまく」などと強い反対意見が相次いだ。 分煙対策を進める事業者への財政支援についても「全面禁煙化の妨げになる恐れがある」などとして削除を求める発言も出た。

     傍聴していた飲食店関係者は「びっくりした」と振り返り、神奈川県知事時代に受動喫煙防止条例を制定した松沢成文参院議員が3月20日に都の事務局に出した意見書の影響を指摘する。

     座長案が先送りの理由を「罰則付きの条例を制定することには、条例制定権の限界の関係で困難が多い」としたことに対し、「(法律的にも)座長案の見解は明らかに誤り」と真っ向から否定。 前出の飲食店関係者は「政治的圧力がかかり、勢いづいた感じはある」と語った。”

    他にも、当時の雰囲気が伝わる感じの記述がありました。

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  • 記事によれば、


    "日本内科学会など24学会でつくる禁煙推進学術ネットワークや日本医師会などは31日、2020年東京五輪・パラリンピックまでに、公共の場所での全面禁煙を定めた受動喫煙防止条例を制定するよう求める要望書を東京都に提出した。

     ネットワークは昨年7月にも同様の要望をしていた。都は受動喫煙対策で有識者検討会を設置したが、条例制定は見送られている。"


    とのことですが、この7月の東京都の「有識者検討会」の報告書やそのメンバーなどが見れるのはたぶん以下ですかね。

    http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kensui/kitsuen/judoukitsuenboushitaisaku_kentoukai/6th/index.html
    http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2014/10/40oar201.htm

    最終回の報告書をざっと読みましたが、私には、公衆衛生・医療系の人々が内容に納得いかないまま、内容がまとめられている印象ですね。

    委員の野田先生は、その後の行方についても心配されていますが、座長により、かわされている印象です。


    これは都に限った話ではないですが、こういう「委員会」の話し合いは、行政側(今回でいえば東京都)が、メンバー・座長をどのように選ぶかで、ある意味すべて決まっているなぁと感じます。

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