メガネ型端末による眼の疲労は15分に1回の休憩で防げる

病気・医療

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favicons?domain=techon.nikkeibp.co 日経デジタルヘルス 2015.09.11 UPDATE

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(2015/09/09 日経デジタルヘルスより) 「メガネ型端末による眼の疲労度は15分ほどの連続使用であれば、実際の読書と違いはない。15分に1回程度の休憩を入れれば、疲労は蓄積しにくくなるだろう」--。大阪大学大学院医学系研究科教授の不二門尚氏は2015年9月8日、Wearable TECH EXPO in Tokyo 2015(主催:朝日新聞社メディアラボ、博報堂、博報堂DYメディアパートナーズ、ジョリーグッド)の講演で、メガネ型ウエアラブル端末が眼に与える影響とその対策を解説した。

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近藤尚己

東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者

これから確実に普及していくであろうメガネ型端末。「目に悪いだろうなー」と以前から心配でした。しかも片方だけだと、片方だけ視力が落ちる結果となります。視力の左右アンバランスは肩こりや更なる眼精疲労など、さらに厄介です。

この記事は、メガネ型端末の開発会社からの(おそらく)資金提供で進めた研究成果を大学の研究者が中間報告し、「15分に1回休めばOK]という結果だった、という記事です。

率直に、まず「15分に1回も休むんじゃ仕事にならんし、映画見るにも難しいな」と感じました。また、「じゃあ何分(15分ごとに)休むの?」という疑問にも答えていないのが残念です。

おそらく開発企業が出資しての研究なので、結果の示し方も「やんわりと」になったのかなと推察します。ですので、「利害衝突Conflict of Interest」がある研究として、注意してみるべきです。つまり、出資者の都合により結果の中身や示し方が左右される可能性がある研究だということです。

出資者が困るような結果は出さなかったり、出資者が喜ぶ結果だけを出す、という可能性が十分ある、ということです。そういう目で見ておく必要があります。

マスコミも、そういう注意喚起をしながら報道する倫理観と自主規制が求められるところですがが、日本では一向にそういった動きがでてきません。。

ウェアラブル端末の健康影響は絶対必要なものですので、COIが少ない研究がどんどん増えていってほしいものです。

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この記事へのコメント

  • 眼鏡型端末

    めまい持ちなので、酔ってしまうか
    気持ち悪くなってしまいそうで
    いまから、敬遠してしまいそうです

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