ストレス解消に「読書セラピー」…処方するのはどんな本?
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yomiDr(読売新聞) 2015.10.05 UPDATE
(2015年9月16日 yomiDr(読売新聞)より) フランス人のストレス解消法はいったいどんなものだろうか? スポーツをする、メディテーションをする、よく寝る、しゃべる、食べる!歌う、などが多いらしく、最近では、友達とカラオケをする、というのも増えてきた。アジア系のカラオケ屋さんも増えてきたからだ。確かに声を出して歌うと気持ちよく、気分が変わる。
素敵な活動です。以下、記事本文からの抜粋です。
「最近ではストレスを軽減するセラピーとして、読書セラピーが注目され始めている。集中して6分間読書をするだけで、60%のストレスが軽減されるという。心理学者の研究が進み、イギリスなどではストレスのタイプによって本を処方してくれる本屋さんがあるそうだ。仕事で上司との問題を抱えている人、失恋した人、鬱になってしまった人それぞれの問題を解決するための特別な本ではなく、小説や詩集などのごく普通の本を薦めてくれるという。歴史ものから古典、そして現代作家のものまで。自己啓発ものではないようだ。もちろん本を処方する人たちは心理学者やコーチから指導を受けている。」
勧める本が「自己啓発物ではない」「小説や詩集などのごく普通の本」というのがいいですね。
近年は、物語の力を使って健康行動を促そうという流れも注目されているようです。物語の力を理論化したTransportation-Imagery Model(Green MC & Brock TC, 2002)では、「物語が人の考えや行動を変えることがあるのは、物語によって人の心が旅をして変容を経験するからだ」というようなことを言っています。何となく腑に落ちますよね。
しかし、忙しいので長い本を読む時間はないという人も多いと思います。そういう方への僕の個人的なお勧めは、1編の詩に絵のついた、
『あなたはそこに』
(谷川俊太郎(詩)、田中渉(イラスト)、マガジンハウス)
です。
5分で感動して、じ~んと泣ける、大人のための美しい絵本です。
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くまこー
統合失調症の方が、本をきっかけに作家デビューまで果たした事例をテレビでみました!
自分を非難する幻聴に悩まされていたのが、本を読む時だけは、不思議と聞こえなったと・・・これも、読書セラピーの一つなのかもしれません。
本って、すごいです!
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ひよこ
読書セラピー!ステキです。
静かな空間でゆっくり読書すると、確かにストレス解消になるかも。
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