路線バスで宅配便輸送、西日本でも 広がる「客貨混載」、過疎・高齢化問題に効果

健康・予防

  • 1,985
  • 2
  • 2

favicons?domain=trafficnews 乗りものニュース 2015.09.25 UPDATE

14431596512pjhP1dqtt

(2015年9月25日 乗りものニュースより) 宮崎県西部に位置し、山林に囲まれた西都市東米良地区と西米良村は、年々人口が減少し、高齢化率も約40%に達するなど、同県内でも特に過疎化と高齢化が進む地域として知られています。  この「客貨混載」では、そうした状況にある西都市東米良地区と西米良村への宅配便配達にあたり、まずヤマト運輸が配達する荷物を宮崎交通の西都バスセンターへ輸送。路線バスに積載します。そして東米良診療所(西都市)と村所(西米良村)の各停留所で、その地域を担当するヤマト運輸のセールスドライバー(以下、SD)へ荷物を引き渡す仕組みです。西都市東米良地区と西米良村における宅配便集荷についても、逆の流れで行われます。

記事全文を読む

usericon_noimage

柿崎真沙子

名古屋市立大学大学院医学研究科医療人育成学分野 講師 博士(障害科学)

 民間の飛行機やフェリーに荷物を積むのはよくみられる光景ですが、バスにも積まれるという試みです。

 高齢者の運転免許の返納などがニュースになりますが、公共交通機構の乏しい地区では、自家用車がないと買い物などにも行けなくなってしまうことが多いため、なかなか返納が進みません。ですが、このような形で色々な業種で連携して、路線バスの維持ができると、(少なくともバスが全くない地区よりは)免許の返納もしやすくなるのではと思いますし、バスを使うことで歩行時間などの増加も見込め、健康にもよいのではないでしょうか。

  • 2
  • /
  • 専門家のいいね!1
  • 1427344422d36e8d6c3a5b5376f503a0a14d955d73
  • 1438346540ff83a3cdeccb6376853259a16a43692a

この記事へのコメント

コメントする

この記事の関連キーワード

この記事と関連する記事

会員登録が必要です

すでに登録済みの方はこちら

ログイン

まだ会員になっていない方はこちら

ユーザ登録

コメント編集(管理者用)

コメントを削除

キャンセル

Facebook連携


閉じる

このコメントに関する
問題の内容を選択してください





送信

送信完了

閉じる

コメント編集

会員登録が必要です