元気なうちに知っておきたい「緩和ケア」
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SAFETY JAPAN [セーフティー・ジャパン] 2015.11.12 UPDATE
(2015年11月12日 SAFETY JAPAN [セーフティー・ジャパン] より) 「やさしいがんの学校」の11時間目は「緩和ケア」です。「緩和ケア」と聞くと「終末期の治療」とイメージする人も少なくないようです。しかし、緩和ケアは、痛みなどの身体的な苦痛や精神的な不安など、病気にともなうさまざまなつらさを和らげるためのもの。がんにおいては、がんと診断されたときから、がん治療と同時に受けることが推奨されています。緩和ケアの基礎知識を、埼玉県立がんセンター緩和ケア科科長の余宮きのみ先生に聞きました。
がんに対する緩和ケア、緩和ケアの種類のお話です。
私も含め誰でもそうですが、なかなか自分がその立場に置かれないと、特定の情報を得ようとは思いませんね。
元気な時に癌の情報や緩和ケアの情報を得ようという人はなかなかいないでしょう。
けれど、人間の死亡率は100%。
生まれた時から死亡までの年数はある程度決まっています。日本は世界で最長寿の国と言われていますが、その3人に1人は癌で亡くなります(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei14/index.html)。
自分でなくても自分の両親やおじいちゃんおばあちゃん、誰かが癌になる可能性はあります。
家族や友人みんなが元気な段階で詳しい情報を得る必要はありませんが、癌になると様々な種類の痛みを伴う可能性があること、そしてその対応策として「緩和ケア」というものがあるということ、そして早い段階でこうしたケアにアクセスできる道があること。
この3つを頭の片隅においておくことが大切だと思います。
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ひよこ
私も、自分がそうなってみないと情報にはアクセスしないかも。
親のことを考えると、知っておくべき情報はたくさんありますよね…
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