自前の歯が少ないほど死亡率が高い!心筋梗塞や脳卒中の危険性が増大
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HEALTH PRESS 2016.01.25 UPDATE
(2016年1月19日 HEALTH PRESSより) 白くて綺麗な歯は健康美のシンボル。話したり、笑ったりするときの口元の美しさは、顔全体の印象を決める。ところで、永久歯の数は親不知を除くと28本だが、あなたは自前の歯が現時点で何本残っているか、把握しているだろうか? 「歯が悪い」とよくいわれる日本人だが、実は40歳ごろまでは、ほとんどの人が歯を失っていない。2011年に行われた「歯科疾患実態調査」によると、35~45歳の歯の数は平均28.08本。それが46~54歳で26.42本、56~64歳で23.25本と一気に減っていき、75歳オーバーでは13.32本と、5割以上が失われてしまう。
自分の歯の数が少ない人ほど、脳卒中、心筋梗塞などの病気になりやすいという記事です。また、記事にはありませんが、自分の歯が少ない人ほど、食道やのどなど一部のがんになりやすいとの研究もあります。病気のことは別にしても、歯があった方が食べ物も美味しく食べられていいですよね。
歯の数が健康に影響する理由として、歯周病で増えた細菌が血管に入ったり炎症を起こすことが言われています。また、社会的弱者(収入が低い、学歴が低いなど)ほど病気になりやすいことが知られていますが、歯が少ない人は社会的弱者に多いことも関係しているかもしれません。
私たち個人で出来る対策は2つです。しっかり歯を磨くことと歯科での定期検診です。最近は予防に力を入れている歯医者さんも増えていますので、最近歯科に行ってないなという人は、一度行ってみてはいかがでしょうか。
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