「食べられる口」を作るため、訪問歯科医師との連携を(2)
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読売新聞 2016.11.29 UPDATE
私は以前、長期療養型の病院で働いていたことがありましたが、その間に歯科医師と連携して患者さんの栄養管理をしたことは一度もありませんでした。たとえ患者さんに 口腔 内のトラブルがあっても、病院の食事を食べやすく調整して提供できていたからです。しかし、「あの患者さん、もう少し 咀嚼 がしっかりできれば、普通のおかず(常食)が食べられるのになぁ」と感じながら、ご本人の意に沿わなくても、やむを得ずおかずをミキサーにかけて提供することがありました。そんなときは患者さんの希望通りにはいかず、もやもやが残ったことを今でも覚えています。
訪問歯科について一般の人にもイメージしやすく説明しているすばらしい記事ですね。
私は非常勤で訪問診療をさせていただいておりますが、歯科医師にもみてもらいたいなぁということが少なくないです。
在宅で医療を受けている人は、お口の中もサポートが必要なことが多いです。
しかしながら、歯科医師会も説明しているように、訪問歯科はニーズが増えているのに、供給が十分ではないのが現状です。
http://www.houmonshika.org/dental/state/
ではどうしたら訪問してくれる歯科医師を見つけることが出来るでしょうか。
既にかかりつけの歯科医師がいる人は、まずはそこで相談するのがよいと思います。
そこの歯科医師が訪問してくれれば、これまでの経過も分かっているので楽ですよね。
そこの歯科医師が訪問してくれない場合は、その歯科医師に訪問してくれる歯科医師の紹介をお願いするのがよいと思います。
歯科医師は良い歯科医師を知っています。業界のことは信頼できる業界の人に聞くことが一番でしょう。
それでも見つからない場合は。
グーグルで検索するしかないのかな。
たとえば私のいる宮城県では、以下のように、紹介サービスを行っています。
https://www.miyashi.or.jp/soudan/index.html
宮城県の人は利用してみてください。
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シマタニ
地域の歯科医師会や保健センターでも紹介しています。ケアマネージャーも診療計画をして下さいます。
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