新井 奈々

東京大学大学院医学系研究科　社会医学専攻　医療倫理学　博士課程在学　医師 麻酔科指導医 集中治療専門医 心臓血管麻酔専門医 公衆衛生学修士（ＭＰＨ）

電磁波と身体との関係について、その影響と対策について書かれた記事です。

体に「害」がある、体に「良い」といった情報は巷に多くあふれています。電磁波、お酒、たばこ、公害、食塩、肥満、ストレス、運動、減塩、和食、和食、笑顔、水素水、オーガニック。。。

こういった要素が体に与える影響はどのように測られているのでしょうか。科学の世界では、その研究方法や評価について、厳しい基準を設けています。

電磁波については、科学的には「明らかに悪影響を及ぼす」とは言えません。だからといって、「今後も悪影響をおよぼさない」とは言えないのです。解釈が難しいですね。
そうなると、「え？絶対安全じゃないの？？」という不安は当然起きるわけで、そこを狙う怪しい商法が世の中にはあふれてます・・・

この記事は、電磁波については、科学的な背景を交えながらわかりやすく解釈がなされています。
ただ、「電磁波がある環境が現代人にとっての自然な環境です。内部の電磁波が多い状態は外部からの電磁波の影響を受けにくい考え方を転換して生きていきましょう。（引用）」という結論に関しては、筆者の個人的な主張であり、科学的な裏付けは無いことに注意しましょう。