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予防できる認知症、9つの要因＝英論文
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BBC
2017.09.05 UPDATE
認知症の3件に1件は、生活習慣など生涯を通じて脳の健康のために意識的に行動することで予防できる――。英医学誌ランセットにこのほど掲載された研究が指摘した。 研究では、低学歴や聴力の低下、喫煙や運動不足を主なリスク要因として挙げている。研究結果は今月ロンドンで開かれている国際アルツハイマー病会議（AAIC）で発表された。
近藤尚己
東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者
認知症は完治することができる薬はありません。しかし予防することが可能です。特にこの記事にあるような認知症の予防可能な要因へうまく対応する環境を整えるといいですね。耳が遠いと会話するのが面倒になり、孤立しがちになります。
日本では視力や聴力が低下した場合でも、メガネや補聴器の購入が保険でカバーされません。認知症予防の観点からは残念なことです。
（記事より）認知症のリスク
中年期の聴力低下 9％
中等教育の未修了 8％
喫煙 5％
うつ 4％
運動不足 3％
社会的孤立 2％
高血圧 2％
肥満 1％
2型糖尿病 1％
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