水虫で転倒しやすく? 歩き方に異変、高齢者注意
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yahoo!ニュース 2017.09.25 UPDATE
多くの人を悩ませる水虫。たかが水虫と侮るなかれ。爪の水虫にかかると、下肢機能が低下して転倒するリスクが高まるという。毎日のケアで、完治・予防しよう。 水虫の原因になる白癬菌はカビの一種。高温多湿の環境を好み、皮膚の角質に感染して水虫を引き起こす。長時間靴を履いている働く世代で悩む人が多いが、高齢者にとっても人ごとではない。 文京学院大学の藤谷克己教授が一般成人と65歳以上の高齢者計159人を調査したところ、白癬菌を散布しているのは、64歳以下の9パーセントに対し、高齢者は55パーセントに達した。 白癬菌が足の裏や指に感染すると足白癬に、爪の中に入り込むと爪の水虫「爪白癬」になる。爪白癬はかゆみなどの症状がなく、気付かない人も多い。進行すると、爪が白や黄色に変色し、厚くなったりボロボロになったりする。放置すると爪が変形する。
水虫と転倒との関連に関する記事です。記事中、高齢者で水虫などの問題を抱えている人は、過去1年間の転倒経験者が多い、という研究データが引用されています。出典はありませんでしたが、検索した結果、以下の論文のようでしたので、紹介しておきます。
原田和弘ら. 地域在住高齢者における足部に関する問題と転倒経験・転倒不安との関連. 日本公衆衛生雑誌, 57(8): 612-623, 2010.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jph/57/8/57_612/_article/-char/ja/
水虫に限らず、足部に関する問題と転倒経験との間に関連があるようです。高齢者に対するフットケアの重要性を示す根拠のひとつと言えそうです。具体的なフットケアの方法については、「MY介護の広場」というページで解説されていましたので、参考にしてください。
http://www.my-kaigo.com/pub/individual/chiebukuro/foot/0000.html
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